SLT コースウェア

リスクなく患者治療を学習

Tier A:SLT機器の操作

第1段階では、レーザーの基本操作に焦点を当てたコースで構成されています。研修医は抽象的なタスクを通じて、エイミングビームの明るさ調整や、隅角色素沈着の程度に応じた適切なレーザー出力設定を学習します。オンラインコースでは、選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)の原理についても学びます。

Tier B1:スリットランプのエイミング

Tier B1〜B4では、スリットランプ操作、SLTレンズの位置決めと回転、レーザービームのエイミングに関するトレーニングを行います。これらのスキルは学習効果を高めるため、個別のステップとして分けて習得します。最終的には、これらの運動技能を統合し、シミュレートされた患者の隅角に適用する必要があります。Tier B1では、まずスリットランプの円運動とレーザー照準を、SLTレンズを使用せずに練習します。

Tier B2:隅角鏡レンズの回転

Tier B2では、スリットランプの動きとは独立して隅角鏡レンズを回転させる練習を行います。レンズの模式図などのガイド要素により、正しい位置と誤った位置が示されます。また、レンズの傾きが及ぼす影響を理解し、適切なアライメントを維持するスキルを習得します。

Tier B3:レンズ回転とエイミングの統合

スリットランプ操作、隅角鏡レンズの回転、エイミングといった個別スキルを習得した後、それらを統合します。研修医は前房隅角に表示されたターゲットを正確に捉えることが求められます。すべてのターゲットを捉えるには、SLTレンズの回転とスリットランプの操作を連動させる必要があり、SLT治療への実践的準備となります。

Tier B4:カスタムレーザー「スポット」パターン

Tier B4では、B2およびB3のタスクを繰り返し実施しますが、レンズ回転あたりのレーザー照射数や照射方向を任意に設定できる点が特徴です。

Tier C:SLTトレーニング

Tier Cでは、これまでに習得したスキルの応用と洗練を行います。本段階のコースは、効率的なSLT手技に焦点を当てています。研修医は線維柱帯への正確な照準、色素沈着に応じたレーザー出力調整、レーザースポットの均等かつ正確な配置、さらに治療時間の短縮を学びます。詳細な治療品質評価により、さらなるスキル向上を支援します。

Tier D:臨床ケース

最終段階では、詳細な臨床履歴を伴う症例が提示されます。研修医は網膜および前房隅角の精密な検査を行い、所見と診断を記録します。これらの評価に基づき、SLT治療の適応を判断し、多くの場合、完全なSLT手技を実施します。

Tier SUP:SLT機器チェック

補助モジュールとして、本段階ではSLTレーザーのエイミングビームおよび治療ビームのキャリブレーション確認に関するコースが含まれます。研修医は、スリットランプ、エイミングビーム、治療ビームの正確な位置合わせが、精密なレーザー治療に不可欠であることを学びます。