ドイツ・マンハイムの拠点では、再生可能エネルギーの活用を積極的に推進しています。建物の屋上に設置した太陽光発電(PV)システムにより、電力需要の一部を環境に配慮した形で自給しています。 この取り組みは、エネルギー供給の持続可能性を高めるための重要なステップであり、当社のCO₂削減ロードマップおよびグループ全体の気候目標と完全に連動しています。
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Haag-Streit におけるサステナビリティ

戦略的に位置づけ、全体最適で考える。

Haag-Streit Group は Metall Zug Group の一員として、グループ全体でサステナビリティへの取り組みを推進しています。両社は連携し、直接排出および間接排出(スコープ1・2)を段階的に削減する、明確な CO₂削減ロードマップに基づいた活動を行っています。

CO₂削減ロードマップ

Phase 1

拠点への重点投資

  • 自社拠点への太陽光発電システム導入によるグリーン電力の創出
  • 生産プロセスの高効率化と資源消費の最適化
  • 燃費効率の高いサービス車両の導入(電動化の推進)
  • 他拠点における再生可能電力の購入 
Phase 2

取り組みの拡大

  • 燃費効率の高いサービス車両のさらなる拡充
  • 再生可能電力の導入拠点拡大
  • 建物設備(空調・換気システム等)に関する追加施策
Phase 3

再生可能エネルギーの全面展開

  • 全拠点における再生可能電力の購入
  • 各拠点での100%バイオガス利用
Phase 4

次世代技術の活用

  • 最大10%までの高品質 CO₂吸収証書の活用
  • 新たなカーボンキャプチャー技術の導入

当社の戦略

サステナビリティは Haag-Streit にとって、経営上きわめて重要なテーマです。各事業部門と連携し、人々、社会、そして環境への影響を最小限に抑える取り組みを継続的に進めています。

気候とエネルギー

サステナビリティ戦略の中核にあるのが、CO₂排出量の削減です。Haag-Streit では、世界11拠点において10年以上にわたり、エネルギー消費削減に取り組んできました。例えば、ケーニッツ本社では300本の蛍光灯を153本のLEDに切り替えることで、年間約26,500kWhの電力削減を実現しています。

さらに、Metall Zug Group の一員として、グループ内温室効果ガス基金にも参画しています。各社は排出した CO₂ 1トンあたり120スイスフランを拠出し、その資金は排出量削減や資源効率向上を目的とした革新的プロジェクトに活用されています。

製品とサービス

Haag-Streit の製品には、サステナビリティの思想が息づいています。当社は、長い製品寿命、高い修理可能性、そして再利用を前提とした設計を重視しています。その代表例がスリットランプです。高品質なスイス製品として、保証期間を大きく超え、30年から50年にわたり医療の現場で専門家を支え続けています。
 
社内の温室効果ガス基金の支援を受け、循環型経済を強化する取り組みも進めています。循環型ソリューションにより製品寿命をさらに延ばすと同時に、天然資源の使用削減を目指しています。
 
 
 

Haag-Streit における循環型経済への取り組み

循環型経済の推進に向けた取り組みは現在も発展段階にあり、すでに複数の施策が実行されています。その成果は今後数年で順次表れていく見込みです。特に以下の分野に注力しています。

従業員

従業員は当社にとって最も重要な資産です。ウェルビーイング、ストレスマネジメント、フィットネス、健康的な食生活、事故防止といったテーマに積極的に取り組み、働きやすい環境づくりを進めています。また、個人の成長を支援する文化を大切にしています。画一的な評価制度ではなく、対話を重視し、一人ひとりの目標や成長の可能性を明確にします。強みや関心を共有し、適切な成長ステップを共に描くことで、社内でのキャリア形成を促進しています。
 

社会と付加価値

産業企業として、Haag-Streit は事業を展開する地域の経済発展に貢献しています。質の高い雇用を創出するとともに、4つの専門分野で次世代人材の育成に取り組んでいます。さらに、地域のサプライチェーンとの連携を強化し、教育機関や社会的イニシアチブなど、さまざまなステークホルダーと協働しています。こうした活動を通じて、地域の価値創出を高め、産業拠点としての魅力向上と国際競争力の強化に貢献しています。