イメージングモジュール IM910 3D

没入型3D視覚

IM910は、3Dオプションの追加により、機能を更に向上させたダイナミックで素晴らしい品質の3Dライブストリームを提供します。

イメージングモジュール IM910 3D

革新が進むスリットランプイメージング

眼科医は、スリットランプ画像を2Dで記録することに慣れています。しかし、2Dの「平坦」な画像には奥行きを伝える情報と機能がありません。3D対応機能を備えたIM910は、単なるスリットランプカメラの域を超えて、スリットランプイメージングの分野を開拓するプラットフォームに成り得ます。

ウルトラハイビジョン

スリットランプ検査をよりリアルに再現

IM910は画像と動画の両方を含む3Dコンテンツの記録を可能にし、スリットランプ検査の効率化を図ります。2台の4Kカメラで観察者の片眼につき1つの画像、両眼で2つの画像を同時に超高解像度で撮影します。その結果、2つの画像の組み合わせにより没入感のある奥行き情報が得られ、立体のディティールが明らかになることで、より多くの情報が得られます。

優れた記録

所見を3Dで記録することの意義

視覚表現に奥行き情報が含まれることで、解剖学的関係の認識が容易になり、観察内容の明瞭さと解釈の可能性が向上します。また、IM910 3Dの洗練されたキャプチャ機能は、眼科医の画像取得に関する手間を省き時間を節約します。

指導時間の最適化

より協力的で効率的な学習体験

デジタル3D可視化により、共同観察者の側視鏡が不要になり、難しい体勢を維持する必要がなく、より快適な研修が可能になります。

2Dソリューションの多くの場合、指導医は共同観察者の研修医へ意図する視覚情報を正確に伝えることができません。スリットランプを操作する指導医は、研修医が関連する細部を正確に観察出来ているという確証を持つことが難しいという問題に直面します。そこで、IM910 3Dを使用すると、共同観察者の研修医はモニター上で指導医の眼を通じて見るのと同じ視覚情報を得ることができます。また、デジタル3D可視化により、複数の研修医が同時に学ぶことができます。


 

眼科医療における遠隔診療のサポート

r患者と医療提供者間のバーチャル診察を円滑に実現

遠隔診療サービス、すなわち遠隔診察は、リアルタイム性の如何に関わらず、特にコロナウイルスの蔓延をきっかけに、眼科医療サービス提供の重要な要素として浮上してきました。

IM910 3Dは遠隔臨床サービスをサポートし、患者と医療従事者間のバーチャルなコンサルテーションを容易にします。これは、来院前の新規患者のスクリーニング・ツールとして、または予定されている手術の術前診察として利用することができ、頻繁に眼科クリニックに通うことが困難な人々に大きな利便性を提供します。スリットランプ検査の没入型3D視覚の伝送は、診察する眼科医と遠隔地にいる相談相手の眼科医に同じ印象を与える可能性があります。