高精度な角膜計測 & トポグラフィー

トーリックIOLの予期せぬズレを防ぐために

デュアルゾーンケラトメトリー

より正確なK値

レンズスター900のゴールドスタンダードであるデュアルゾーンケラトメトリーは、乱視の特定と正確な軸の測定を実現し、トーリックIOLに最適なバイオメーターとなっています。 わずか数ポイントのソフトウェアデータ補間ではなく、実際の測定データに依存する近接して配置された32点の測定点により精細なデータ取得を可能にしました。

T-コーン トポグラフィー

乱視軸の適合性

オプションのT-コーントポグラフィーを使用した場合、レンズスターの乱視軸と乱視度数の測定は、11リングでのプラチドトポグラフィーに拡張されます。T-コーンでオプション化されたK値は、T-コーンなしの従来のレンズスター900と同じアルゴリズムを使用しているため、互換性があります。この追加情報により、術者は乱視軸と度数を再確認し、トーリックIOL手術の最適な計画を立てることができます。

豊富な情報

不正乱視の識別

不正乱視はトーリックIOL適応外です。それを容易に判断するために、アクシャルマップ、タンジェンシャルマップ、エレベーションマップおよびプラチドリングのイメージングを提供します。これにより、トーリックIOLの適合性を正確に評価することができます。

T-コーントポグラフィーアドオンユニット

プラチド式トポグラフィー

オプションのT-コーンプラットフォームは、眼科フォトグラファーがいないような診療所で特に役に立ちます。いつでも搭載することができます。

角膜曲率測定(ケラトメトリー)概要

詳細なデータレビューと品質管理

ケラトメトリー概要画面では、すべての関連データを簡潔かつ網羅的に表示します。これにより、涙液層の安定性に関連するケラトメトリー測定ポイントの画像品質を効率的に確認することができます。この情報に基づき、最終的な検査計算に含めるべきデータポイントと除外すべきポイントを判断することが可能です。
トポグラフィー概要

トポグラフィーデータのレビューと品質管理

トポグラフィー概要画面では、取得されたトポグラフィー情報を簡潔かつ包括的に表示します。軸方向および接線方向の曲率マップ、角膜高低図(エレベーションマップ)、および各測定に対応するプラシドリング反射像が含まれています。これにより、データと画像の品質を効率的に確認でき、涙液層の破綻やまつ毛による遮蔽などのアーチファクトの検出をサポートします。さらに、測定結果ごとの取捨選択も容易に行えるため、最適なトポグラフィー解析が可能です。
軸方向曲率マップ(Axial Curvature Map)

乱視の規則性評価に有効

軸方向曲率マップ(サジタルマップまたはパワーマップと呼ばれることもあります)は、最も一般的に使用されるトポグラフィー表示形式です。乱視の規則性を俯瞰的に把握することができ、トーリックIOL適応の判断を迅速に行うための有用な情報を提供します。
接線方向曲率マップ(Tangential Curvature Map)

局所的な不規則性の識別に最適

接線方向曲率マップ(ローカルカーブマップまたは瞬時曲率マップとも呼ばれます)は、より微細で局所的な角膜の不正形状を検出することができます。これは、円錐角膜などの角膜疾患を早期に発見する際に特に有効です。
角膜高低図(Elevation Map)

局所的な隆起・陥凹の検出に

エレベーションマップは、角膜がベストフィット球面からどの程度逸脱しているかを視覚的に示します。これにより、病変や手術によって生じた小さな隆起や陥凹を特定することができます。術後屈折手術の記録やフォローアップにおいて、非常に有用なツールとして活用されています。
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角膜曲率測定(ケラトメトリー)概要
トポグラフィー概要
軸方向曲率マップ(Axial Curvature Map)
接線方向曲率マップ(Tangential Curvature Map)
角膜高低図(Elevation Map)