Pulsarおよびスクリーニング

通常1分未満でスクリーニング

緑内障スクリーニング検査

緑内障の早期発見に最適化

緑内障スクリーニング検査(GST)は、通常1分未満で正常視野と異常視野を判別します。これは正常視野と異常視野を判別するためにデザインされた、純粋な定性的な検査です。初期緑内障の影響を受けやすい28ポイントを検査します。正常視野の患者が見えるはずの明るさの視標を3回呈示し、視標に応答が無い場合、視野は確実に異常と判定され、さらなる精密検査が促されます。その有効性は、日常的な視野評価に新たな可能性を開かれます。

パルサー視標

早期緑内障検出における高い感度と特異性

実績のあるパルサー法は、フリッカーおよびコントラスト感度を測定することで、早期緑内障の検出において高い感度と特異性を示すことが確認されています。この視標は、リング状のパターンを形成する2つの画像 ― 位相画像と逆位相画像 ― によって構成され、一定の周波数で交互に表示されます。フリッカー感度が低下している場合、位相と逆位相の画像が重なり合い、視覚的に認識できなくなります。コントラストや空間解像度を調整することで、完全な閾値検査が可能です。*

 

PMID: 19800607

患者にやさしい検査

再検査時のばらつきが少なく、学習効果も最小限

Pulsarは、標準視野検査(SAP)と比べて患者からの評価が高い検査方法です。その理由は、患者が行う応答が「見える」か「見えないか」のシンプルな判断だけで済むためです。さらに、Pulsarの視標設計は、リラックスした状態での注視を可能にします。その結果、Pulsarは再検査時のばらつき(テスト・リテストの変動)が少なく、学習効果も最小限に抑えられます。*

 

*PMID: 22027935